年少組のフランス語授業を受け持つことになったセーラ。
授業も終わりにさしかかった頃、ロッティにせがまれ
セーラは、授業を中断して、アーメンガードが持ってきた本に書かれてある
アレフレッド大王のお話を始めました。
アルフレッド大王はバイキングとの戦いに敗れ、王様の身分を隠して
わずかな部下を連れて再び敵と戦う機会を待っていました。
そして牛飼いのおばさんの家で休ませてもらっていた時、
アルフレッド大王は炉端の焼き菓子を見ておくように
牛飼いのおばさんから言われたのです。
牛飼いのおばさんはアルフレッド大王が通りかかりの猟師だと思い込んでいました。
しかしアルフレッド大王は焼き菓子の事をすっかりと忘れて夢中で話し込み、
焼き菓子を焦がして牛飼いのおばさんに引っぱたかれてしまったのです。
この時、紙芝居調の留め絵で、おばさんが大王を叩いた絵だったんですが
大王様椅子から転げ落ちて、口の端を切り流血。
おばさん叩きすぎ!!
そしてこの後、ミンチン先生が乗り込んできてセーラをひっぱたくんですが
まさか流血するほど叩くんじゃないかとハラハラしました。
や。ほんと、どうでもいいんですけどね。